Work / GrasPhone

グラスフォン

グラスフォンは「名簿の整合性の維持」「安否の確認」「避難支援者との連携」といった災害時に必要な流れを、すべて行うことができるシステムです。安否の確認は事前に登録した名簿を利用し、最大数万人規模で一斉に電話発信できます。株式会社ブルー・オーシャン沖縄社との共同事業となります。

グラスフォン プロダクトサイト

http://www.grasphone.com/

UX Concept

グラスフォンUIコンセプト

迷わず直感的な UI

災害時に使用することのあるグラスフォンは、ユーザーがいつも通り冷静に使用できるとは限りません。そのため、極力迷うことがない UI を目指しました。

例えば架電画面は、対話形式で進む UI です。「何をするのか?」「誰にかけるのか?」「何というメッセージを発信するのか?」という質問が 1 問づつ表示されていきますので、ユーザーはそれに答えるだけです。ユーザーの回答を集計する画面では、全体的な状況・地域の状況・ユーザーの状況と、粒度ごとに表示領域を分け、それぞれのステータスは共通の色で表現しています。全画面を通して直感的に状況を把握できるようにしています。

現場のオペレーションに合わせた機能

架電画面以外の機能も、実際のオペレーションに合わせて設計をしました。
例えば、架電する際は、発信する対象者を事前に登録する必要があるのですが、現状は部署ごとに別々の Excel ファイルで管理しているケースがほとんどです。そこで、複数のファイルを取り込み、自動的に名寄せし統合できる機能を設けました。他にも、架電後の状況を、引き継ぎ資料として印刷できたり、地域の別の団体に FAX で送信することができます。

初見でも操作できる

全体的に文字はやや大きめで、説明文も細かく記載しています。文字の分量が多く、近年流行りの UI に比べると一見野暮ったく感じますが、緊急時は代理の人が操作することも加味し、初見でのわかりやすさを重視するデザインにしています。一方で、明るい色や多数のアイコンを使う事で、出来るだけ難しそうな印象排除し、親しみやすい UI にしています。

Branding

グラスフォンロゴデザイン

ロゴ・ウェブサイト・各種印刷物のデザインも一貫して行いました。
シンボルの意味は、コミュニケーションを表す向かい合わせの矢印を組み合わせ、災害を意味する雷マークを作りました。硬い雰囲気の中、柔らかなテイストは、相互にコミュニケーションをとる事で、災害の被害を少しでも和らげる事を祈ってデザインしています。